Ancestor’sウクレレとは
岐阜県美濃加茂市に工房を構えるウクレレ製作家、坂井 祖(はじめ)さんのブランドAncestor’s(アンセスターズ)。
坂井さんはウクレレ製作に非常にストイックに取り組まれていて、楽器にもそれがとてもよく反映されています。これまでの経験から得た知恵や工夫も見えないところにたくさん隠されています(ここには書ききれないので、詳しくはアンセスターズさんのウェブサイトにてご確認ください https://www.ancestorsuku.com/ukulele/ )。
特に、押弦のしやすさや音色にこだわって特注したという背が高めでやや幅広のフレット、これが本当に弾きやすくて、セーハがビビりにくく、長時間弾いても左手が疲れにくいです。ナット幅37mmと少し幅広のネックになっていますので、普段36mmのナット幅で窮屈さを感じている方、手の大きい方や指の太い方にも押弦しやすいと思います。
他にも弦高設定やボディエッジの面取り加工など、弾き手に寄り添ったこだわりが随所に散りばめられています。弾きやすく、音が良いだけでなく、高い技術で細かいところまでしっかりと丁寧に製作されたとても美しい楽器です。
ヘッドにはOGAWA INLAY CRAFTの小川さんによる職人技が光る、繊細で美しいニホンジカのインレイ(白蝶貝)が埋め込まれています。ちなみにこのオリジナルデザインのヘッドの形は、北アルプスの鹿島槍ヶ岳の稜線がモチーフになっています。
最後に付属品についてですが、ぴったりのサイズで特注された国産のハードケース(岩本ケース製)が付属します。いまでは貴重な国産ハードケース付きでこの価格はとてもお買い得感があります。
ST392SM Type3 コンサートウクレレ #321
こちらのST392モデルは、コンサート用の一番大きなボディ「Type3」に、392mmというコンサートにしてはやや長めのスケールを組み合わせた「コンサート・ミドル」という位置付けのモデルです。ボディ内の容積は一番大きいType3ですが、肩幅やウエストのくびれが絶妙でとても抱えやすく感じます。
<注>アンセスターズの中では一番大きいサイズですが、カマカやフェイマスのコンサートサイズよりもひと回り小ぶりなくらいのサイズ感です。
貴重なハカランダを使ったピックガードをダブルで配置。ダブルペグもゴールドに変更し、ゴールドのストラップピンを2ヶ所に設置。こういった自分だけの一本をカスタマイズできるのも個人工房製ウクレレの良いところですね。
ソロウクレレでの音の伸び、張り。ストロークでの歯切れの良さ。どんな演奏スタイルでも非常に音のバランスが良く、オールマイティに使えるウクレレだと思います。
ソロウクレレ向きの楽器が欲しいけど、テナーでは大きすぎる(スケールが長すぎる)とか、音がキツすぎるという方にもおすすめです。絶妙なサイズ感、音色、弾き心地で、幅広いプレイスタイルに対応できるので、なんでもこなせる1本が欲しい!という方にもおすすめです。
カスタムオーダーもお気軽にご相談ください!
ボディ材の指定など、お客様のご要望通りの仕様でAncestor’sウクレレをオーダーすることも可能です。入手不可の材料や、型を新たに作らなければならないような変わったボディ形状など場合によってはお受けできない場合もございますので、まずはお気軽にご相談ください!
電話やビデオ通話、対面での接客もできます!
ネットショップではありますが、お電話での接客、ZOOMやLINEなどのビデオ通話を使った接客も行っております(事前にご予約ください)。長野県松本市に事務所がございますので、松本までお越しいただければ実際に手に取って商品をご覧いただくことも可能です(こちらも事前にご予約をお願い致します)。電話や来店のご予約はオンラインショップの問い合わせフォームからお願い致します。
実は下取・買取もできます!
当店は長野県公安委員会から古物商の営業許可を受けておりますので、ウクレレの買取や中古楽器の販売をすることができます。買取査定は基本的にオンラインでさせていただき、宅配買取(こちらから箱を送りますので、必要書類と楽器を入れて送り返していただく)か、事務所(長野県松本市)の近くにお住まいだったり、売却したい本数が多い場合には出張買取もご相談ください。